鹿島紋章工芸
紋上絵

着物に家紋を描き入れる作業です。墨を磨り、細筆・コンパス・定規などを使い、寸分の狂いもなく、細かい図柄を描いていかれます。

人出の多きを願って行われた本能まちづくり委員会の公開工房ツァーは、連日ともよき秋晴に恵まれて盛大なる催しでした。当方の今年の公開は、自宅ではなく四条京町家での、紋上絵実演となりました。好位置での開催の割には見学者数が少ないように思いました。自宅での実演と違って、人の途切れることは少ないが見学者が十人程の時や一人の時があり、順序立てた説明や実演がやりにくいという面もありました。ツァー待ちの時間を有効に使っていただくためには仕方がないと思いますが、説明の途中でツァーに出発される時には淋しいこともありました。折角来られた方々にはできるだけ丁寧に、と思いますので。今後ともこのような催しが長く続いて、何か大きな流れを作り出すことができれば嬉しいが、と思いながらスタッフの皆さんに感謝しつつ二日間の実演を終らせていただきました。(鹿島敏雄)